AWS Cloud Map を選ぶ理由は?
AWS Cloud Map はクラウドリソース検出サービスです。Cloud Map では、アプリケーションリソースのカスタム名を定義して、動的に変化するこれらのリソースの更新された場所を管理できます。ウェブサービスがそのリソースの最新の場所を常に検出するため、アプリケーションの可用性が向上します。
モダンアプリケーションは一般的に、API を通じてアクセス可能な、特定の機能を実行する複数のサービスから構成されています。各サービスは、データベース、キュー、オブジェクトストア、カスタマー定義のマイクロサービスといったさまざまな他のリソースと対話をしますが、機能するためには、依存しているインフラストラクチャリソースすべての場所を見つけることができなければなりません。多くの場合、これらすべてのリソース名およびその場所は、アプリケーションコード内部で手動で管理されています。しかしながら、手動でのリソース管理は、依存するインフラストラクチャリソースの数や、トラフィックに基づいて動的にスケールアップおよびスケールダウンするマイクロサービスの数が多くなるほど、ますます時間がかかるようになり、ミスも発生しやすくなります。サードパーティーのサービス検出製品を使用することもできますが、追加のソフトウェアやインフラストラクチャをインストールしたり管理したりする必要があります。
Cloud Map では、データベース、キュー、マイクロサービス、その他クラウドリソースなどのアプリケーションリソースを、カスタム名を付けてレジストリに登録できます。その後、Cloud Map はリソースの状態を継続的にチェックし、その場所が最新であることを確認します。そして、アプリケーションは、アプリケーションのバージョンとデプロイ環境に基づき、必要なリソースの場所をレジストリにクエリできます。